▼【世界一危険な観光地】噴火中のヤスール火山・バヌアツタンナ島ドローン空撮Yasur Volcano in Vanuatu Drone
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こんにちわ!
世界の絶景を巡る旅人
ドローン空撮職人こと、さわです!
今回の空撮レポートは、
太平洋に浮かぶ火山の国、
バヌアツ共和国からお届けします^ ^
首都のポートビラを経由し、
世界一危険な観光地、
タンナ島にあるヤスール火山に行ってきました!
…そもそもバヌアツって、
一般的に日本人にはマイナーな国?
のような気がしますが、、、
実は私のような、
永遠の旅人=パメネントトラベラー(PT)
にとっては日本と「租税条約がない国」として、
バヌアツは「オフショア」で有名な場所でもあります!
また、バヌアツでは2015年3月に、
サイクロンの災害が起こり、
綺麗なポートビラ湾の岸の所々に
嵐で流された船がそのまま残骸として放置されてました( ̄ー ̄;
…さて、今回のバヌアツに来た一番の理由は、
まだ誰も見たことないような、
「噴火している火山のギリギリ」まで行き、
ドローン空撮してみたい!という、
クレイジーな目的でした!笑
…ということで、
まずはドローン空撮した結果から!!!
マイベストショット in ヤスール火山
どうでしょうか☆〜(ゝ。∂)
ヤスール火山の噴火したタイミングで、
火口を真上から空撮してみました!
まるで天然の花火大会!笑
バッコン!バッコン!爆発しまくりです!!
画像だけでも迫力が伝わると思いますが、
現場はものすごい噴火の爆音と地震?(振動)で、
危険な雰囲気満載でまじでヒヤヒヤしますよ・・・(゚_゚i)タラー・・
基本的に、ツアーガイドさんの指示のもと、
ヤスール火山の噴火の火花が見えるギリギリまで登山し、
誰でも見にいくことは可能なのですが、
さすがに噴火火口を近場で覗き込むことはできません。
…ドローン空撮ならではの遠隔操作で見れる
ギリギリ感がここで伝わればいいと思ってます!!
ドローン動画の途中で、
カメラのアングルの不安定さやブレが生じますが、
これは噴火のときに水蒸気爆発?時に
「ぷしゅーーーーん!!!!(透き通る爆発音)」と、
勢いよく火口から天に向かって出る風で
ドローン本体が吹き飛ばされてます!
水蒸気で泥状の灰が飛んできたり、
灰まみれになってカメラの視界を失ったり、
ドローンの操作が本当に不安定で超ドキドキでした!!!
ヤスール火山(タンナ島)への行き方や金額まとめ
結論…
「若干高くても、ツアーに申し込む!」
これがいいんじゃないかと思います。
★ちなみに私は、
バヌアツ唯一の日本人経営の現地ツアーデスクにお願いし、
ツアーに申し込んでヤスール火山を見に行きました!
首都のポートビラからタンナ島へ、
国内線の飛行機で移動して、
現地のツアーガイドさんと一緒に
火山に見に行くことが一般的だと思います。
2016年2月現在、
日本からバヌアツへの直行便はないので、
「フィジー」もしくは「ニューカレドニア」経由で、
一旦、首都のポートビラに行くのが一般的だと思います。
※ちなみに2016年1月末から、
オーストラリアからバヌアツへの直行便が廃止された模様で、
当初私はブリスベン経由で入国予定でしたが、
予定を変更してフィジー経由で入国しました。
今回お世話になったツアーデスク、
▼サウス・パシフィック・ツアーズ・ビラさん (South Pacific Tours Vila)
http://www.rexgroup.co.jp/office/
ザ・メラネシアンというホテルの一階にデスクがあり、
このホテルに泊まれば現地での手続きもカンタンです!
※バヌアツはインフラがまだ不安定気味な感じで、
正直ネットのスピードも遅いです。
自分でできる限り安いのを見つけて、
現地で手配することもできると思いますが、
首都ポートビラの宿泊から空港送迎、
タンナ島のホテル宿泊や火山ツアーなどは、
諸々全てツアーデスクにお願いするのがシンプルベストです!
ちなみに私は、
バヌアツ5泊6日のスケジュールを確保し、
フィジーからバヌアツへの入国、
そしてニューカレドニアへの出国便が事前に決めてました。
そのフライトスケジュールを
ツアー見積もり依頼の段階で事前に伝えておけば、
うまくカスタマイズしてツアー内容も提案してくださり、
とても親切にメール対応してくれます!
▼カスタムツアーの内容
■首都ポートビラの宿泊3泊の確保(ツアー代金込)
■空港からホテルまでのタクシー送迎の確保(ツアー代金込)
■ポートビラ〜タンナ島の飛行機チケット往復の確保(ツアー代金込)
■現地ツアー、ホテル確保、送迎の確保(※タンナ島の支払いは現地払い)
と、いうように、
大枠さえ伝えれば事前にお見積もりも作成してくれるので、
安心してツアーに参加できると思います!
決済はクレジットカード払いも対応してくれます!
(私はアメックスカードでOKでした)
私と同じような内容でしたら、
決済金額は日本円にして10万円程度、
現地で使うホテル代やタクシー、
ツアー代金のお金は3〜4万円をみておけばOKです!
ヤスール火山のタンナ島ってどんな感じなのか?
■空港や街の様子
まず、空港が「えーっ!?」って思うくらい、
ユル〜いのがバヌアツ国内線の印象ですw
これは行ってみないと伝わりにくいですが、
空港自体の建物の作り、
サービス、スタッフの対応など全て、
とにかく良くも悪くもユルいですねw
手荷物の持ち込みでニワトリ?を
飛行機に持ち込む現地人もいましたw
■インターネットやモバイル通信環境
2016年2月現在、
空港で現地プリペイドSIMを購入しましたが、
3Gの遅めの速度で1GBが1000円くらいです。
ホテルのWiFiなども、
速度はかなり遅いと感じると思います。
タンナ島は島全体がジャングルのような感じなので、
インターネット接続は「ほぼ不可」と考えたほうが無難です!
タンナ島の場所によっては一応、
現地SIMでネットの表示は「圏外」or「E」の状態で、
テキストメッセージ送信くらいなら超ギリギリな場合も…。
■送迎、ツアー、ホテルなど
ヤスール火山ツアーガイド兼、
ツリーハウスのオーナー&空港送迎担当、
タンナ島出身のバヌアツ人トーマスさん。
三菱のサーフトラック系の車で
送迎してくれます!
…が、空港の待ち合わせも特に看板などなく、
空港スタッフに聞いてトーマスさんを見つけて頂きましたw
しかし、めっちゃ親切なオーナーで、
英語もフランス語もとても流暢に話すことができ、
一人何役もこなす必殺仕事人です!
■ホテルまでの道のりやお店、物価など。
空港からツリーハウスのホテルまで、
おそらく距離にして15〜20キロ程度?だと思いますが、
道路がほぼ「荒れたオフロード」状態なので、
時速10キロ程度で2時間くらいかけて、
休み休みゆっくり進み続けます。。。
途中に大きな木の下で休んでる人や、
青空マーケット的なのもみかけます!
移動は悪路でかなり揺れますし、
なかなかシンドイです…ぶっちゃけw
途中、島の集落でお菓子やジュース、
パンや肉、魚、米屋などのお店もありますが、
物価は高めな印象です。
水2リットルで200円、
コーラは1杯150円くらいとか。
※冷蔵庫ないお店も多数で、
冷えてないコーラとかスプライトとか、
それが当たりまえ感覚ですw
もし、現地の食事に自信がない場合、
首都ポートビラの輸入品スーパーマーケットや
日本で事前にお菓子や
インスタント食品の持参をお勧めします!
※基本的にタンナ島の現地の食事は期待できませんw
※しかも私は数日間、食あたりになりましたw
…たぶん鶏肉で。
そしてホテルへ向かい途中、
火山が見える砂漠でなんと車のトラブル!!!( ̄ー ̄;
後ろタイヤが後部にスレ込んでロック状態に…!!!
たまたま通りがかった車に救出してもらいましたw
「すれ違う島の人=家族」
みたいな仲間意識がタンナ島には根ずいているようで、
途中、ジャングルの道を歩く人々に行き先を聞き、
方向が一緒なら荷台に乗せる(もちろん無料)という、
現地の温かみある文化を所々感じました!
■ヤスール火山に一番近い宿泊施設「ツリーハウス」
ヤスール・ビュー・ロッジ!
タンナ島ではここに宿泊しました!
ツリーハウスもドローン空撮しました!
絵になります(・∀・)
建物にすると3,4階くらいの高さの場所に、
オーナー手作りのツリーハウスと呼ばれる
宿泊部屋があります!
ツリーハウスは2つあって、
私は一上段の眺めがよい方に泊めてもらいました。
ベットが3つほどあるので、
基本的には3,4人は余裕で宿泊できます!
部屋からは2,3キロ先にある、
ヤスール火山も眺めることができ、
当たり前のように火山灰も飛んできますw
(※外で洗濯物は干せません)
部屋に電気はなく、懐中電灯持参必須!
(※これはiPhoneで対応)
電気は家ごとの自家発電システムで、
夕方から限定仕様となっており、
夜10時で完全ストップ!(実質4-5時間のみ?)
…ドローンやiPhoneの充電はこの時間に集中w
ここがみんなで食事をとったり、
唯一充電設備がある建物!
トイレは水洗なのですが、
シャワーのお湯は一切なく水オンリーです!
夜は基本外は真っ暗で星空が綺麗です!
あとは火山の噴火は24時間活動してるので、
真夜中の噴火の煙は火花が混じって赤みがかって見えます!
■ヤスール火山の様子と見学のタイミング
見学のタイミングは
希望を出せば自由に連れて行ってくれますが、
車で20分くらいの荒れた山を登り続けます!
火山まではかなり近いところまで車で行けるので、
そこから自力で2,3分登れば山頂です!
世界一危険な郵便ポストもここにあります!
山頂に向かい自力で登っているときから、
噴火の振動と爆音で緊張感が高まります!
ツリーハウス宿泊者に関しては、
火山から近場なので見学のタイミングは
「サンセット」「サンライズ」の2回行ける特権があります!
周りが暗い方が
噴火の火花が綺麗に見えるのは間違いないです!
■サンセット見学は日が落ちる前の夕方に
ホテルから車で10分程度で山頂へ。
■サンライズ見学はホテルへ戻って就寝後、
まだ空が真っ暗な夜(AM3時頃)に起床し現地へ向かいます!
※サンライズ見学は、
ガイドのトーマスさんは車で寝てるとのことで、
結局私一人で現地から山頂に登りましたw
サンライズ見学の2,3時間、
この時間は私だけしか現地にいなかったので、
完全に独り占め火山状態でした☆〜(ゝ。∂)
エントリーフィーは1回目が3,500円くらい、
2回目以降は半額になります!
私が一人でサンライズ見学してた時に積もった車の灰!
たぶん2時間くらい?
愛機のドローン、Phantomが火山で死亡?!
…結果論ですが、
火山灰をかぶる程度なら、
まだギリギリ大丈夫ではありますが、
噴火時に発生する水蒸気?が混じったドロ状の灰が
ドローンに被ると…
カメラ&ジンバルとモーターがヤラレました( ̄ー ̄;
▼水を含んだ灰丸かぶりのPhantomと送信機
もちろん私も灰まみれ!!!
というか、半分泥まみれ状態という感じでしょう!!!笑
金属部分は錆びつき、
カメラは「ジャリジャリ」と音かなって、
スムーズに動かすことはできなくなります!
時間をかけて分解して細かい掃除をしても、
精密機械なので完全復活は無理な感じですw
各種パーツを購入して変更すればOKですが、
おそらく新しい本体買った方が無難です!
私個人的には…
ツアー代金15万円、
ドローン本体15万円と、、、、
合計30万円の経費がかかった、
ドローン空撮の旅でしたが、
バヌアツのヤスール火山は本当に行ってよかったです!
こんなに行きにくい場所で、
かつドローンを飛ばしがいのある危険な場所、
ヤスール火山以外に
世界中探してもなかなかないと思ってます!
もし、ドローン空撮でヤスール火山に行くなら、
「本体は壊れる」という覚悟の元、
現地に行ってドローン飛ばしてくださいませf^_^;笑
しかし、ドローン空撮しなくても、
ヤスール火山は本当に感動できるオススメなので、
ぜひ行ってみて欲しい観光スポットです!!!
★あと、南国の綺麗な海もいいですが…
あえて、世界一危険な観光地、
ヤスール火山でウェディングフォトとか、
激アツな感じがしますよ!!!☆〜(ゝ。∂)笑
▼カルチャービレッジというところにいる現地民!
▼川で洗濯ではなく、川でマジ洗車w
▼ホットスパと呼ばれるなかなか気持ち良いバヌアツ式の温泉
こんにちは。突然のメールですいません・・。こちらは札幌にある北海道放送の西澤と申します。あさって、ニュースでドローンの特集(「野生動物調査にドローン活用」というテーマなんですが)を放送する予定なんですが、危険な場所も調査できるツール、といった意味合いの説明で、火山の中に入っていくドローン映像を使用させて頂けないかというご相談でした。可能な場合ですが・・もちろん映像のクレジットなどはさせて頂きますが、できれば動画ファイルを送って頂ければ助かります。ご検討ください。辺境地にいらっしゃってて、返信等難しい場合は、スルーしてくださって構わないです。ニュースなもので、放送直前のお願いですいません。よろしくお願いいたします。
こんにちはhiceです。
ここ3年で機体の操縦の訓練をし続けてきて、もともと休日にプレジャーボートで水遊びを空撮したかったのが始まりでしたが、やってる間にどんどん空撮に魅了されて、日本にはない地形、風景、迫力を求めるようになって来ましたが、回りで仲間がおらず、海外の絶景スポットにもどうやって行っていいか迷っていたところでした。
仲間ができるのならすごくウェルカムです。