Pocket

こんにちわ!
ドローン空撮職人さわです^ ^

今回はドローン空撮職人の私が
実体験を元に、ドローン初心者さんへ
オススメする機種、その理由と見解を
独断と偏見で解説して行きたいと思います!

これからドローンを購入検討していて、
ドローン空撮ライフを楽しみたいと思っている場合、
ぜひこのページを参考にしてもらえると嬉しいです^ ^

ドローン初心者さんにオススメ1位の機種

Mavic Pro(マビック・プロ)/DJI

mavic

■販売価格(2017/5月現在):129,800円(税込)

▼メーカー発表スペック
本体重量:743g
最大飛行スピード:65km/h
最大飛行時間:27分
最高画質:4K/30fps , 1920×1080P/60fps

私は今まで数種類のドローンを購入し
述べ200時間は余裕で飛行してきました。

その中でドローン初心者さんに
オススメする第1位の機種は
DJI社から2016年10月頃に発売した
Mavic Proです!

その簡単な特徴と理由を説明すると、
小型ながら操作性が高く非常に安定してます。

Mavic Proは小型ドローンであり、
折りたたみできる大きさなので、
旅先に持っていくにも非常にコンパクトに
収納できて持ち運びできるのが最高です!

また、スペアバッテリーを追加で
持ち運ぶにしても1個あたりの重さも軽めなので、
かなりストレスはない機種と言えます!

小型なだけではなく、
趣味レベルでドローン撮影するにも十分で、
綺麗な画像と動画も期待できます!

▼以下、実際に私がMavic Proで撮影して、
編集したドローンムービーの一例です。



4K動画設定にすると「4K/30fps」となり、
ドローン空撮職人の私目線での見解ですと
これだと映像の動きの滑らかさに欠ける印象です。

なので、私はMavic Proを使用する場合、
メインの解像度を落として、
「1920×1080P/60fps」に設定しております!

30fpsとか60fpsって、一体何の設定なの?

fps設定を私が例にして説明するのなら…
「パラパラ漫画」を一度イメージしてみてください。

■1秒間の間に、
30枚の絵をパラパラめくる

これと比較して、

■1秒間の間に、
60枚の絵をパラパラめくる

同じ1秒ですが、
どちらの方がより鮮明に滑らかな動きを
1秒間の間に表現できるでしょうか?

…それはもちろん後者ですね!

同じ一秒間なら枚数が多い方が
より滑らかに動きを表現できます。
その枚数表現がfpsの意味です。

映像というのは、
「1枚の写真の連続体」のようなもので、
その1秒間の間に画像がたくさんある方が
滑らかな動きが表現できるのです!

動きのある映像を編集したいなら、
ユーザー視点でみた場合、
60fpsの方が気持ちの良い感覚があります!

※30fpsの設定で
カメラの首振りしているのを見ると、
少々、カクカク映像になってるので、
私は個人的に好ましくないですw

ここまで「fps」についてをまとめると、
60fpsは1秒間に60フレーム(60コマ)で記録、
30fpsは1秒間に30フレーム(30コマ)で記録、
されることを表します。

もちろん、4K/60fps設定ができれば
一番滑らかに撮影できるのですが
Mavic Proにはそのスペックがないので
諦めるしかないです。

しかし、趣味程度の映像編集であれば、
1920×1080P/60fps設定でも
十分綺麗な映像も撮影できるので、
感動をお伝えするには十分なクオリティです^ ^

★持ち運びの軽さと安定性、
そして映像クオリティと価格、
その総合判断でMavic Proが
まず初心者さんにオススメする
1位の理由となってます!

ドローン初心者さんにオススメ2位の機種

Phantom4 Pro(ファントム4・プロ)/DJI

phantom4

■販売価格(2017/5月現在):204,000円(税込)

▼メーカー発表スペック
本体重量:1388g
最大飛行スピード:72km/h
最大飛行時間:30分
最高画質:4K/60fps

※Phantom4 Pro発売後に
Phantom4 Advanceが発売されたそうですが、
私にはスペックの違いがよくわかってません。

詳しくは公式販売ページか、
直営販売店にお問い合わせするのがベストです。

そのため、私が所有しているPhantom4 Proを
オススメ機種とさせて頂きます!

Phantom4 ProではMavic proでは
表現できなかった映像クオリティ
「4K/60fps」設定で動画撮影が可能です!

1920×1080P/60fpsに比べると、
正直、圧倒的な差があるように感じます。

▼以下、実際に私がPhantom4 Proで撮影して、
編集したドローンムービーの一例です。



映像の画質を比較した場合、
Mavic Proより、Phantom4 Proの方鮮明です!

重量に関してですが、
Phantom4 Proの送信機やバッテリーは
Mavic Proに比べて重いので、
旅行では持ち運びがストレス気味になります。

国内での車移動なら
Phantom4 Proでも全然問題ないかと思いますが、
私は基本的に海外で飛行機移動になるので、
この重量問題の点だけがマイナスポイントですw

操作性はMavic ProもPhantom4 Proも、
個人的な感覚ですと大きな差はありません。

最大スピードは
Phantom4 Proの方が早いですが、
スピード競技にでも出ない限り、
この点は気にすることは全くないですw

<その他1>他のメーカーや機種はどうなの?

これは私の個人的な見解になるのですが、
人気の機種を選んでおくことが
「何かと便利である」という判断です!

その理由のひとつに、
人気の機種やメーカーほどユーザーが多いので、
使い方を教えてくれる方が周り多かったり、
自然と情報が集まってきやすい利点があります!

私も参加してますが、
FacebookページやSNS等で
ユーザー同士が情報交換できる
コミュニティなども存在します。

そのため、仮に使っている
ドローンにエラーやトラブルが起きても
解決しやすいという印象があります!

スマホで例えるなら…
iPhoneユーザーが感覚的に
世の中に多く流通しているので
ググったりすれば疑問点は解決しやすいですね。

反対に、マニアックなスマホを選んだら、
エラーが起きたりわからない点は
ググっても情報が出て来にくい難点があります。

DJI社のPhantom3 Advance以降の
スペックであれば安定性もバッチリですし、
万が一見失っても「Return to Home 」機能があるので、
GPSにより自動帰還してくれます。

Phantom3 Advance/DJI

phantom3

■販売価格(2017/5月現在):定価139,800円→特価96,000円

▼メーカー発表スペック
本体重量:1280g
最大飛行スピード:16m/s
最大飛行時間:23分
最高画質:1920×1080P/60fps

Mavic Proよりさらに安い予算で、
初めてのドローンを購入検討しているなら、
Phantom3 Advanceをオススメします!

Phantom3 Advanceは
1920×1080P/60fps設定ができるので、
なかなか良い感じの映像を撮影できます!

※障害物検知システムと呼ばれる機能は
Mavic ProとPhantom4 Proにはありますが、
Phantom3には存在しません。

(障害物検知システム:
万が一、障害物に衝突しそうになったら、
自動で飛行がストップしてくれる機能のこと)

私のドローン空撮ライフは、
Phantom3 Advanceからスタートしたので、
愛着ある機種で個人的には好きです^ ^

Phantom3 Advanceは
2015年に発売されたPhantomの旧モデルですが、
現在は安売りされているので大変お買い得です!

※Phantom3 Professionalは4K解像度ですが、
最大30fps設定までのため、
私のオススメ選考基準外です。

※Phantom3 Standardは
Phantom2のスペックとほぼ同等なので、
画質や操作性にかなり劣りを感じます。

<その他2>※安いトイドローンはNG!?

これも私の見解になりますが、
安いドローンを買っても
「安物買いの銭失い」になる感覚です。

「初心者さんならまずは
1万円以下のドローンをオススメします!」
みたいな記事を時々見かけますが、
私は絶対にオススメできません。

※「安いドローンをまず買って、練習し、
その後に高額なドローンを購入する。」

これは金銭的に
間違った判断ではないですが、
安いドローンはそもそも
練習にはレベルが高すぎます。

その理由は、
安いドローンは安定性がなく、
マジで操作が難しすぎるのです。

安いにはそういう理由があって、
私も過去にトイドローンを購入しましたが、
正直、操作性にはヒヤヒヤしました。。。

超小型ドローンは
機体のコントロールは難しく、
ホバーリングも安定しないので、
ドローンがフラフラして
風に飛ばされ流されますw

(空中浮遊:一定の場所に
ドローンを空中浮遊させること)

なので、予算的に安い機種を選んで
初心者さんがドローン練習を試みるなら、
私はPhantom3 Advanceをオススメします!

<その他3>新商品DJI社のSparkはどうなの?

Spark/DJI

spark

■販売価格(2017/5月現在):65,800円

▼メーカー発表スペック
本体重量:300g
最大飛行スピード:50km/h
最大飛行時間:16分
最高画質:1920×1080P/30fps

2017年5月に発表になった、
DJI社のSparkは重さ300gと
ドローン業界では話題になってます。

超小型でありながら
比較的高性能のドローンとして
セルフィー空撮の期待が集まってます!

しかし、日本のドローン規制外の対象は
200g未満であり、Sparkは300gなので、
従来のドローンと同等の規制扱いになります。

そして、最高画質に関しては
1920×1080P/30fpsなので、
映像レベルとしては正直微妙でしょう。。。

比較しても、Sparkを購入するなら、
Phantom3 Advanceを買った方が、
楽しいドローン映像編集が期待できそうです!

<その他4>飛行時のマナーや注意点は!?

飛行時のマナーに関しては、
周りに人がいる場合は最善の配慮を心がけ、
ドローンを飛ばすようにしましょう。

ドローン=落下、墜落、テロ、事件…

のイメージが強い昨今ですので、
ドローンを持ってない人から見れば、
デリケートな印象を与える撮影道具です。

ドローンの離発着は物珍しさに
人が集まってくる傾向ですので、
危険をさけるために一定距離(最低でも半径5m)を
保ってもらえるように協力を呼びかけましょう。

また、貴重な時間を作って、
せっかくの絶景スポットに来たにも関わらず、
風が強いときや天候不良の時は、
飛行を辞める勇気も時には大事です。

そして、安全性を上げるために
ぶっちゃけ見た目はダサくても、
プロペラガードを付けてリスク分散を!
Mavic_propeller_guard

<その他5>国内・海外のドローン規制は!?

■海外のドローン規制に関しては、
私がリサーチした内容を下記のページにて記載しています。
>>海外規制まとめページはコチラ<<

※このまとめページの内容ですが、
世界各国のドローン規制は
常に代わっている状況です。

ですので、最新情報は現地大使館に
問い合わせやご協力をお願いして
自己責任でお調べくださいませ。

★現地の言葉でやり取りできる通訳や
現地交渉代理人を有料で雇って最新情報を
お調べることを強くオススメします。

私はこの方法で現地で飛行許可を取ったり、
飛行規制の範囲内で撮影をしております。

仮に、
・パーミッション(許可書)の取り方を教えてください。
・大使館から連絡がないので、どうしたらいいですか?
と、私に質問されてもその大半は正確にお答えできない状況です。
どうぞご理解くださいませ。

ここまでの初心者オススメドローンまとめ

オススメ1位:
Mavic Pro(マビック・プロ)/DJI

mavic

価格帯: ★★★★☆(コスパ良し!)
画質:  ★★★☆☆(Phantom4シリーズより劣る)
重量:  ★★★★★(持ち運びしやすさ良し!)
飛行時間:★★★★☆
安全性: ★★★★★
操作性: ★★★★★

総合評価26点

オススメ2位:
Phantom4 Pro(ファントム4・プロ)/DJI

phantom4

価格帯: ★★☆☆☆(ちょい高額)
画質:  ★★★★★(4Kはマジで綺麗!)
重量:  ★★☆☆☆(予備バッテリー含めると長旅には重い。)
飛行時間:★★★★★(大容量!)
安全性: ★★★★★
操作性: ★★★★★

総合評価24点

オススメ3位:
Phantom3 Advance(ファントム3・アドバンス)/DJI

phantom3

価格帯: ★★★★☆(大幅値下げ!)
画質:  ★★★☆☆(Mavicと同等くらいな感覚)
重量:  ★★★☆☆(予備バッテリー含めるとPhantom4より軽い)
飛行時間:★★★☆☆
安全性: ★★★☆☆(障害物にご注意!)
操作性: ★★★★☆

総合評価20点

これからドローンを購入して
空撮ライフを楽しみたい場合、
ぜひこれらを参考にしてもらえると嬉しいです^ ^

※あくまでも、ドローン空撮職人さわによる、
個人的な見解が多く含まれてますので、
これ以上のことは正規販売店と相談して
ご自身の判断でご購入してくださいませ。

長文お読み頂きありがとうございました!
ドローン空撮職人さわ